武富士の債務整理

武富士の特徴

武富士は、以前には、サラ金の中でもトップの売上高をほこっていた。また、知名度も高かった。そのため、サラ金にお金を借りるときには、まずは武富士から借りるようになった方が多かった。

昭和の時代には、強硬な取り立て行為もおこなっていたが、現在は、弁護士が介入して正式に手続をおこなった場合には、それに対して不服をいうことはない。

案件が武富士の中の管理部という部署にまわされることになると、本人側にとっては、むしろ交渉がおこないやすくなる。むしろ、歓迎するべきこととなる。

債務整理をおこなった場合の効果は高い。

武富士は、いまでは、アコム、アイフルに業績を追い抜かされているが、かつては、業界のトップ企業であったこともあり、取引は長期間おこなわれていることが多い。長期間の取引をしている方の場合には、借金が大きく減少することが多い。

平成22年9月に、会社更生手続を申立した。

会社更生手続後には、残債務がのこっていた場合には、支払いを継続しないといけない。

一方、過払いになっていた場合には、払いすぎた利息のうち、数パーセントしかかえってこないであろう。

平成24年1月より、武富士から、過払い金に対する配当が開始されたが、約3パーセント程度である。

武富士に過払いがあったにもかかわらず、いままで請求していなかった方には、お気の毒である。

当事務所の、香川での依頼者には、武富士に対して過払い請求をしていた方も多かったため、かなりの被害を受けた。



 

 

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