特定調停
坂出の債務整理の一手段として｢特定調停｣というものがあります。
特定調停とは何か？裁判所で債務者と債権者が折衝し、支払内容を変更することです。
具体的には、支払総額を減らしたり、返済期間を延長したりと返済可能なように契約内容を変更してもらうことです。
新たな返済内容で債権者と話がまとまったら、調停の成立となります。
坂出の債務整理では、調停の活用もひとつの考えです。
特定調停では、「利息制限法」による引き直し計算をして、払いすぎた利息を元本の支払いに充て、残った元本を３年以内の分割支払いにしてもらいます。
そして、今後の支払いには利子をつけないということで、債権者と話をまとめるというのが一般的です。
債権者との交渉は申立人本人がするのではなく、裁判所の「調停員」が間に入って行います。
坂出の債務整理で、「調停員」は重要な役割を果たすと考えてください。
特定調停の申し立て手続きは簡単なため、弁護士に依頼せず自分でできます。
費用も安く、節約したい人にとっては利用価値のある方法です。
特定調停の申し立てにかかる費用は、裁判所に収める申立手数料と郵便切手代です。
収入印紙は１債権者につき５００円、切手代は８０円切手４枚程度。
つまり、１債権者につき８００円程度の費用で申し立てができます。
坂出の債務整理をしようと思っても、弁護士費用が無くてできない人にとっては便利な整理法ということにもなりますが、その後の返済が滞った場合などすぐに強制執行されるなどのデメリットがあります。
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